6年使用したGANZOコードバン長財布で作りの良さに感じ入る | 二兎を追うUターン転職

6年使用したGANZOコードバン長財布で作りの良さに感じ入る

篠宮です。私は6年ほど前からGANZOのコードバン長財布(小銭入れ付き)を使っています。何気なく机の上に置いているときなどに男女問わず結構な頻度で「それどこの財布?」と訊かれることもあって、今回は長年使い込んだ実体験を踏まえてレビューしてみたいと思います。

今回レビューするGANZO長財布の概要

GANZOとは

時が経つほどに、そして使い込むほどに、持つ人の個性と共にエイジングを重ね、やがて唯一無二の逸品となる。そんな革製品こそが、”世界最高”の名にふさわしいと考えます。「GANZO(ガンゾ)」は、素材選びからなめし、革の裁断・漉き・縫製、そして磨きといった工程に至るまで、いっさい妥協することなく“本物”を追求した最高級ライン。
参照: 最高級のメンズ革製品 GANZO(ガンゾ)公式

上記は公式サイトの紹介ですが、実際GANZOの「ものづくりとしての品質」は国内のみならず海外ブランドを含めても最高級だと感じます。私自身、今の財布を選ぶにあたって他ブランドも数多く手にとって比較をしましたが、縫製の良さや仕上げなど海外高級ブランドを含めても遜色ないと感じました。

もちろん革小物を選ぶにあたってはブランドを重視する考え方もあるとは思いますが、そうではなくモノの良さや長く使えることを重視する方にとっては最高の選択肢だと考えます。

CORDOVAN ファスナー小銭入れ付き長財布

私が6年前に購入した財布がこちらです。GANZOの中にも使用する革によって複数のラインが存在しますが、私はコードバンを選びました。

ブライドルレザーとコードバンを比較しどちらを選ぶかという問題は、非常に悩ましく、答えを算出しにくいと思います。雨や水を気にする方は、前者を選択すべきです。コードバンは強度な性質を持ちますが、その反面、水には強くありませんので、耐水性を選択基準に含むならば前者です。光沢が放つ美しさ、そして手触りの良さを保持したい方は、後者です。
参照: 財布を買い換える。ブライドルレザーとコードバンの選択|GANZO(ガンゾ)公式

特にブライドルレザーとコードバンは、このような記事があるくらいで財布を選ぶにあたっては常に対比されますが、私がコードバンを選んだ理由は、ブライドルが「味が出てくる」タイプのエイジングをするのに対し、コードバンは使えば使うほど重厚感が増し美しく輝くからです。

ですからビジネスシーンにおいては、エイジングの進んだダメージジーンズで職場に行かないのと同様に、常に凛とし美しく使い続けられるコードバンこそ相応しいと思うのです。(一応断っておくとプライベートにおいてはヴィンテージ感のあるアイテムは大好きです)

またコードバンシリーズのなかにも、長財布/二つ折り、小銭入れ有/無などの種類があります。このあたりは好き好きですが、私はジャケットの内ポケットに入れておけるということで長財布、またカードや領収書を取っておくために活用するため小銭入れ有を選びました。(小銭入れは完全に切り分けています)

6年使ったGANZOコードバン長財布レポート

5年使ってもまだまだ美しいGANZOのコードバン

こちらが5年間使ったコードバンです。前述のとおり、良くも悪くも「使い込んだオトコの道具」感が現れないのがコードバンの特徴ではないでしょうか。長年使っていても未だに糊が効いたシャツのようなパリッと感が残っているのは驚くべきことです。

特に丁寧に扱っていたわけでもなくオフの日は「ご法度」とされるジーンズの尻ポケットに突っ込んで持ち歩いていたりしましたが、それでもダメージは感じられません。ほつれがほとんど出ていないのもGANZOの品質の良さゆえですね。

きれいなだけではない味わい

ビジネスシーンに相応しい美しさを湛えながらも、持ち主の歴史をしっかり刻み込んでいるのがコードバン。光にあたると、長年使用するうちについた無数の傷を見ることができます。決して主張しすぎることはないものの、共に歩んできた時間を感じられます。

裏側はさらにしっかりと経年変化が現れています。裏側はコードバンではなくエイジングしやすい牛ヌメ革が使われているため、6年をかけてこんがりと焼けたような色合いになりました。このあたりは男ゴコロをくすぐるポイントですね。

前述のとおり私はそこまで丁寧に扱っていなかったためところどころ水染みなどが残っていますが、結果的にそれも風合いになっているので良いかなと思ってます。

メンテナンスについて

普段さほど丁寧なメンテナンスはしていませんが、クリームでのケアやブラッシングは数ヶ月に1回やっています。コードバンは元来強い素材ですし、財布はあくまでも道具に過ぎないので過剰なケアはしないのが私のスタンスです。

ちなみに今使っているのは以下のグッズですが、もっと相応しいものもあると思いますので楽天やAmazonなどで検索されると良いと思います。

ブラシ

クリーム

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