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20~30代の革靴は「ロイドフットウェア」が最適解だと思う理由

こんにちは。篠宮です。あなたはどんな靴で仕事をしていますか?「足元を見る」という慣用句があるように、案外人は靴を見ているもの。一方で、会社に履いていく革靴は昔買ったものをなんとなく履いているという人も多いのではないでしょうか。

今回、20~30代が普段使いする革靴として「ロイドフットウェア」が最適解だと思う理由をご紹介します。私自身、これまで10万円近い革靴を履いていたこともありましたが、今は完全に「ロイドフットウェア」の虜です。この記事を読めば、「普段使い」できて「どこに行っても恥ずかしくない革靴」を「お手頃」に手に入れることができるようになるはずです。

ロイドフットウェア(Lloyd Footwear)とは?

ロイドフットウェアの概要

ロイドフットウェア(Lloyd Footwear)は1971年に豊田茂雄氏がオープンさせた英国のアンティーク家具や雑貨、古着などを扱うショップです。オープンから数年後、ショップオリジナルのシューズを英国に別注し販売開始したのが、シューズブランドとしての“ロイドフットウェア”の始まりです。目指したのは、日本人の足型に合う英国伝統の靴作り。ロイドフットウェアは価格も抑えられており、英国靴初心者にもおすすめのシューズといえます。

出典:https://www.spica-inc.jp/shoes-brand/16053/

初めて聞いたという方は海外ブランドと思われたかもしれませんが、正真正銘日本のブランドです。革靴を作っているお店のなかでは比較的歴史は浅いですが、かなり硬派な靴作りをしていることも靴好きの間では知られています。

ロイドフットウェアの特徴

1.すべて英国ノーザンプトン製

先程日本のブランドと言いましたが、製造は実はすべて英国のノーザンプトン。少しかじったことのある方なら聞いたことがあると思いますが、イギリス靴の聖地です。同ブランドでは、日本人に合う木型(靴の型)を現地のハイブランドを手掛けている工場に持ち込み、そこで製造しているのです。世界でもトップクラスの熟練した職人が製造しているので、当然量販店で売られているような靴とはモノが違います。ですから、大半の若手ビジネスマンが履いている靴と大きく差をつけることができます。

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2.日本のビジネスマンにジャストフィット

徹底的に作り込まれた寸分の隙もない木型だから、履くほどに馴染んできます。もちろん世界的な靴の聖地で作られているだけあり、シルエットの美しさも折り紙付き。実際私も一足持っていますが、初めて履いたときから足に吸い付いてくるようで、革靴というよりも「硬めのスニーカー」を履いているような感覚がありました。

ちなみに同ブランドには「足に合わない靴は売らない」というポリシーがあります。真偽の程は不明ですが、他所のレビューを見ていると実際に購入を断られた方もいるようです。飽くまでもそれを履いて喜ぶ人にしか売らないというところにはすごく誠実さを感じませんか?

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3.圧倒的なコストパフォーマンス

日本のブランドとはいえ英国製なのでそれなりに値は張りそうに感じますが、驚くほど廉価なのもロイドフットウェアの特徴です。たとえば、ビジネスシューズの定番「黒の内羽根ストレートチップ」で同ブランドが展開する「Vシリーズ」と、おそらく国内では最も有名な革靴ブランド「リーガル」を比較してみましょう。

リーガルロイドフットウェア(Vシリーズ)
製造国 日本英国
ソール(靴底) 合成ゴム 合成ゴム(ダイナイトソール)
製法 グッドイヤーウェルト グッドイヤーウェルト
価格 29,700円 34,100円
参照型番 315RBDV1213

リーガルはさすが国産シューズメーカーの雄なだけあり、高いコストパフォーマンスを誇っています。3万円弱ながら、しっかりとした日本製で堅牢性が高く高級靴に採用されるグッドイヤーウェルト製法にて作られています。

一方のロイドフットウェアですが、製法こそリーガルと変わらないものの、製造国が高級靴の産地である英国ノーザンプトンである点、ソールも「ダイナイトソール」という摩耗しずらく滑りにくいソールを採用している点など目に見える違いに加え一度履けば分かる足を包み込むような木型は、リーガルには無い点だと思います。

どちらも普段使いの革靴としては十分ですが、これだけのスペックを盛り込みながらリーガルと5,000円ほどしか違わない値段で販売しているロイドフットウェアのコストパフォーマンスやはり驚異的です。これくらいなら、若手のビジネスマンでも十分手に届く金額ではないでしょうか。

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ロイドフットウェアのオススメ

ずばりオススメはさきほどリーガルとの比較で紹介したVシリーズです。理由は以下のとおり。

  • 同ブランドの中で下から2番目のグレードであり廉価
  • 摩耗しずらく滑りにくいダイナイトソールを採用
  • ソール交換可能で長く履ける

これより上のグレードになると、ソールがレザーがなったり製造が世界トップクラスのシューメーカーになったりしますが、価格も高くなりますし30代くらいのビジネスマンが普段遣いするにはオーバースペックというふうに感じます。

実用面で考えても、レザーソールは確かにドレス靴としては間違いないのですが、雨雪で濡れた路面を歩いたりしているとあっという間に削れていく上、滑りやすいので危険です。私もレザーソールの靴は持っていますが、冬の季節はヒヤッとする機会も少なからずあります。外回りをするような方であれば、ダイナイトソールのほうが圧倒的に実用的です。

そして、ソール交換が可能な製法(グッドイヤーウェルト)を採用しているので、きちんとメンテナンスさえすれば何十年でも履けるというのも大きな魅力です。

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結論:20~30代ビジネスマンならVシリーズで決まり

いかがでしたか?スーツやシャツと違って足のサイズは年をとっても変わりませんから、靴に関しては、ある程度しっかりしたものを買っておいたほうがコストパフォーマンスが良いというが私の持論です。

35,000円というのはこれまで安い靴を履いていた方だと少しハードルが高いように感じられるかもしれませんが、少しだけ勇気を出して手にしてもらえれば、きっと値段以上の価値を感じてもらえると思います。

ただし、唯一の欠点。

実は、同ブランドを取り扱っているのは、実店舗ではロイドフットウェア銀座店と大阪店のみ。公式WEBストアもありません(というか公式サイトさえもありません)。なのでぜひいずれかの店舗に足を運んでみていただきたいですが、もし遠方なので行けないという方は、唯一同ブランドを取り扱っているセレクトショップが楽天にありましたので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

参考 【楽天市場】ロイド・フットウェア

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